GLASS-LABアシスタント石川です。今日もグラス手触り楽しんでますか?
夕暮れに空を見上げるとコウモリが飛んでいる季節ですね。
東京もGO TOキャンペーンに含まれる事になりお出かけさせる方も増えたのではないでしょうか。
今もまだ海外には行けないし、外国人観光客の入国はできない状態ではありますがこんな時だからこそ今、見るべき景色というのがあると思います。日本には春夏秋冬、四季折々の美しさがあり昔の人達が短歌を詠むような自国の美しさがあります。
私もそうですが春が来た時のお花見は堪能する癖に、秋の紅葉狩りを楽しむ習慣がない。お月見をする習慣がない。食欲の秋ばかりを楽しんできました。子供の時からカルタや学校のプリントなどに挿絵がついているにも関わらず。
こりゃ今年が最大のチャンスなのではなかろうか!
果物を狩るのとは意味が違う。ぶどう狩り、きのこ狩り、栗狩りなどなら、もいで拾って食して季節を味を楽しむ。実に単純明快ですが紅葉を狩るとは一体?葉を狩るの?食べられないしな。ぎんなんなら拾った事があるけど。むしろ家の近くの神社のぎんなんは争奪戦だけど。
紅葉狩りとは秋になり、冬を迎えるにあたって葉の色を変えていく紅葉を鑑賞して楽しむもの。もちろん落ち葉を拾い楽しんでもいい。大人の嗜み。夏が去ってしまった寂しさの中に過ごしやすさと冬が来る前の休憩みたいな落ち着きがほんの少しやってくる様な。春を桜が教えてくれる様に冬が来るのを教えてくれる紅葉の秋。空気が少しずつ冷たくなって、乾燥し始め、目に映る景色の色味が変わる。人々が洋服を重ねて行くのとは反対に木々は葉を落とし始める。その感覚を楽しむものだと私は思います。
東京では明治神宮外苑はドラマ撮影などでも有名な銀杏並木です。昭和記念公園、光が丘公園、東京大学の本郷キャンパス、新宿御苑など銀杏の名所は沢山あります。ですがなかなか赤やオレンジの入った紅葉は見られない。今年はGo Toがある。せっかくだから都内の名所じゃなく日帰りや泊りで観光の思い出や写真にはバックに映える綺麗な緑、赤、黄、茶の紅葉を焼き付けるのも素敵だと思います。
旅行やお出かけのお供にマイグラスを持って最近はやりのキャンプの夜や旅館やホテルで窓の外の紅葉を眺めながら飲み、秋を味わうには最高のグラスです。
秋の夜長という言葉通り秋の夜は長い。少しだけ冷たく澄んだ空気、そんな中で飲むお酒は常温がいい。
GLASS-LABの楓は細部まで拘って作られています。側面には、枝に残った楓が、底面にははらはらと落ちて水面に浮かぶ葉を描いています。平安貴族は水面に映る月を楽しんだといいます。グラスのお酒に空に浮かぶ月を映しこんで閉じ込めるには色は多くなくていい。夜の青、楓の緑、月の黄の美しさを感じながらお酒を楽しめる事は間違いないです。
現在、受注商品の注文が殺到しているため制作に時間が掛かっておりますが、先日3つ先行して楓を制作していただいた分が出来ました。この機会を逃すとお手元に商品が届くのが1ヶ月~2ヶ月程掛かっていますので、ご希望の方はお早めにご購入下さい。
■本日の余談
子供のころは公園や道路に落ちているプラタナスの枯れ葉を踏んでパリって音がするのが楽しかった。音がしないとハズレだとがっかりしたり、積もった落ち葉にわざと足を突っ込んで靴下を汚したりとそんな思い出ですが実は未だにやっています。
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