みなさんご存知でしたか?
金魚は縁起物だそうです。
我々も不勉強で、少し調べたところ
「縁起物百科事典」というウェブサイトに
下記のような記載がありました。
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中国語で金魚は「チンユイ」と発音します。
チンユイは中国語の「金余」(お金が余る)と発音が同じ事から中国では金魚は金が余る、蓄財に通じる縁起の良い魚とされています。
また金魚がたくさん卵を産むのも多産祈願につながり、こちらの意味でも縁起の良い魚とされているようです。
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※縁起物百科事典参照
ということで古来より運気アップの象徴として持て囃されていたようです。
この水の中にいるような金魚、江戸切子の技法に加えサンドブラストという砂で彫刻する技術を併せて作られています。
この「江戸切子+サンドブラスト」を我々は「砂切子」と名付けました。
ではこの砂切子、果たしてどのように作られているのでしょうか?
このグラスは江戸切子でよく使われている「被せ(きせ)硝子」を使っています。
被せ硝子とは2重構造のグラスのことでよく見る江戸切子などは「透明なグラスの表面に青や赤のガラスをコーティングしたもの」なんです。
ここに江戸切子kingyoの秘密もあります。
kingyoで使っている被せガラスは、
「ライトブルーのグラスにピンクをコーティング」したものなんです。
コーティングの部分の厚みはセロハンテープくらい。
つまり極薄のガラスコーティングになっています。
まずはサンドブラストで金魚部分を彫刻。
その後、底面やグラス下部のピンクのコーティングを江戸切子の技術を使って剥がしていくようなイメージです。
江戸切子というと一般的に線で描いていくイメージですが面で磨く「平切子」という技術もあり、
弊社ではその技術を使ってライトブルー部分を加工しています。
ガラスの最大の魅力の一つといえば、「透明である」こと。
結果、光や水との相性が大変よい事も魅力の一部でしょう。
トップの画像をご覧ください。
弊社工場内で撮った写真なんですが、陽の光を通して金魚が輝きそしてその影が見事に映し出されています。
また、このグラスに水を入れると変化が現れます。
底面のライトブルーが輝きを増すのです!
グラスのサイズからして、日本酒にぴったりです♫
父の日のプレゼントや大切な誰かへの特別な贈り物としても最適だと思います。
このグラスは江戸切子専用の箱に入れての
お渡しになるので、高級感が抜群!ぜひ見にいらしてもらえればと思います。
※価格は16,000円(税別) 受注生産となりますのでご了承ください。
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