【ミラノサローネ2019 出展レポート①】海外での初展示を終えて

• 
• Tweet

世界最高峰の展示会の一つ、ミラノサローネへの出展を果たしました

ミラノサローネをご存知ですか？

実は弊社スタッフ一同、ミラノサローネのことを知りませんでした。
ミラノで行なわれるビッグサイトのイベントみたいなものと想像しておりました。
ところが実際ミラノに行ってみて、想像をはるかに超えるイベントであった事、そしてそのイベントに参加できる事自体、大変なものである事を現地で知ることになりました。

世界最大の家具の展示会、ミラノサローネ。
これがこのイベントの概要です。
その歴史は深く、50年前に遡るとのこと。
ミラノは今でも家具のメーカーが多く、とは言っても椅子の足を専門で作るや、ソファの張りだけを専門とする会社など細分化されていたようで、その面々が一度に集まり情報交換をし、さらに良いものを作ろうと行った動きが元のようです。

が、今や世界最高峰の家具展示会どころか、同時開催されるミラノデザインウィークもあり世界各国のメジャー企業がこぞってデザイン性の高い展示を行う「お祭り」のようなものになっています。
イメージでいうと、東京２３区のどこか一区全体を使って、その区内のあちこちでデザイン性の高い展示を行っており、ほとんどの場合それが無料で観れる・体験できる・体感できると行った具合です。

事実、ルイ・ヴィトン、プラダ、エルメスなどブランド企業も出ているかと思えばGoogla、レクサス、DAIKIN、パナソニック、AGCなどおそよ家具とは遠い企業が新商品や新技術を駆使したインスタレーションを各所で展開していました。

そんな貴重な機会に参加できたこと、心より嬉しく思っています。数回に分けて、ミラノでの経験をレポートしていきます。
まずはこの展示会に参加するきっかけとなった話をさせていただきます。

きっかけはBUD BRANDさんからのお声掛けでした

先日も営業日の告知でお伝えしましたが今回の出展はbud brandさんという社団法人さんがサポートしてくれています。

同じくコンセプトを紹介させていただきます。
こちらはHPより引用しております。
————————
「日本のデザインを世界へ発信する」そして「世界のデザインを肌で感じる」。これらを同時に叶える場を、この“bud brand”というプロジェクトが次世代を担う日本のクリエイターのみなさんに提供します。
舞台は、世界最大規模のインテリア見本市（Milano Design Week）が行われる毎年4月のイタリア ミラノ。クリエイターの自由な発想や表現が込められた日本産まれのデザインを開催期間中のミラノで発信し、世界中から訪れる人々にダイレクトに感じていただきます。そして何より、クリエイター自身もミラノの街において世界のデザインを肌で感じることにより、受けた刺激や世界観がものづくりのモノサシとなり、今後の日本のデザイン文化に大きく貢献されることでしょう。“bud brand”は、参加していただく皆さんが世界の大舞台での経験を活かし、一つ一つの「つぼみ」が綺麗な花を咲かせるーそんな、よりよい未来へとつなげていくことを目的としています。
————————

そしてミラノサローネ出展の共通テーマがこちら
————————
「旅」を100倍楽しませるデザイン。
目的地までの旅路で楽しむ。
いつもと違う風景で楽しむ。
食や物、ファッションで楽しむ。
出会った人と楽しむ。
そして旅人とも楽しむ！

楽しませる場所もタイミングも問いません。
遠くの旅も、近くの旅も、一人でも大勢でも楽しくなる、そんなアイデアあふれるデザインをテーマとします。

※旅の解釈は自由にです(旅行、出張、門出…etc)
————————

というテーマがあり、今回の作品の出展になりました。今回の作品は「Moire see」です。

彼らと打ち合わせを数ヶ月に渡り重ねた結果が
「モアレ」という目の錯覚を利用した表現方法でした。

作品については別ページでお伝えしますね！

長くなってしまったので今回はここまで。
次回以降をお楽しみにしてください。

公式アカウントで最新情報をお届け中！
気軽にいいね！やフォローをお願いします。