これから結婚式を迎えられる方に
今回はガラス皿のお話です。
2015年の3月中旬、一通のメッセージが。
「親に感謝の品を贈りたい」
という趣旨のメッセージでした。
聞けば5月にいよいよ結婚式を挙げるとの事。
大変おめでたい記念に弊社を選んでいただきました
早速打ち合わせを設定し、池袋のファミレスへ。
話を伺うと、
「メッセージ入りワイングラスを贈りたいと思っていますがどんな事ができますか?」
との事。当初はご両親の名前入りワイングラスをプレゼントしようと考えていたようです。
弊社の場合、デザイン自体はどんなものでもOKなのですがせっかくの結婚式。
兼ねてより考えていたあるプランをご提案しました。
「心揺さぶる」を社是とする弊社。常にどうしたら「揺さぶれるか」を考えています。
特にご両親にメッセージを伝えるなど、自信の体験からもほぼ機会がありません。
せっかくの機会なので思い切って大胆な提案をしてみました。
「自分で彫ってみませんか?」
その昔、陶器で器を作った経験がありましたが、いまでも使っているくらい思い入れが深くなるものではないかと思っています。
そこで、デザインだけでなく彫刻も一緒にやれないかと、そしてその様子を画像に収めて一緒にプレゼントしてはどうかと提案差し上げました。
さすがに想定外だったようでびっくりしていましたが、ご提案を受け入れていただき
1.贈り手自身に彫刻を手伝ってもらう
2.手書きのメッセージをガラスに彫刻する
3.ガラスは特注のお皿を使い、製作者と製作現場も見てもらう
という大変大掛かりなものになりました。
というわけで、事前に手書きのメッセージをいただき準備を。
と言いますのも、彫刻をご自身で全てやることはやはり不可能です。
事前に8割がた彫刻をしておき最後のひと手間をお手伝いいただきました。
ご来社いただき、まずは工場見学。
どのような場所で加工されているのか、そしてどんなひとが加工しているのかを知っていただきます。
そこから特注のガラス皿を作ってくれたガラス工房「猿江ガラス」さんへ。
今回プレゼントするガラス皿、ガラス作家の越中さんが生み出したものです。
こちらの猿江ガラスさん、只者ではありません。
TVでは和風総本家などにも取り上げられ、世界各地の三ツ星レストランや首相も来るお寿司屋さんなどからも依頼がある稀有なガラス工房です。
その工房を見学し、実際のガラス製造現場をしっかり見ていただきました。
そこから弊社工場に戻り、早速彫刻の仕上げへ。
職人が丁寧に手順とコツをお伝えしながら完成までご案内しました。
作業後の様子がこちら。
ここからお湯に浸し養生テープを剥がしたら完成!
ドキドキしながら剥がしてみました。
この結果がトップ画像です。
大変綺麗に彫刻することができました!
こちらのお皿、ご両親へのプレゼントなのでいつも以上に丁寧に梱包し式会場へ送付。
無事に到着を確認した事を確認し一安心。
式も無事に終わり、感想を伺ったところ大変喜んでいただいたようです。
弊社としても初の取り組み。
どの程度ご満足いただけるか心配でしたが予想以上に喜んでもらえました!
今後ご両親へプレゼントされる際は、飾っておけるガラズのお皿もいかがでしょうか?
満足度が200%アップ間違い無し!?です!
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