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お問合せ多数。ガラス瓶切断の作業工程を公開

GLASS-LABアシスタント石川です。今日もガラスに触れましたか?

ホームページが新しくなり旧ホームページのブログをアクセス数の多い物のみ修正しお引越し作業をしています。
その中でも、ガラスのカット、ガラスの切断、瓶のリメイクなどを検索され弊社のホームページにたどり着く方が多い様に感じました。

弊社では板ガラスやお皿、口が欠けてしまったグラス、ガラスの塊などもカットは可能ですが
ガラスのカットにおいてご依頼で一番多い物は瓶になります。
個人的に思い入れのある瓶、生産数が少なく希少なお酒の瓶、アーティストのコラボボトルなど瓶のまま置いておいても利用する機会がない事が多いです。

それならお洒落にリメイクしてお部屋の生きたインテリアとして活用したい。
日本酒の瓶、海外のビール瓶、ワインボトル、シャンパンボトル、高価な洋酒のクリスタルの瓶など
用途も様々で照明器具に、何本も使用してシャンデリアにしたい、植木鉢や花瓶に、コップに、縦にカットしてお皿にしたい、アロマキャンドルを入れたい、ちょっと変わったインテリアにしたいと様々なご要望がございます。

瓶のカットと言ってもカット方法は様々、熱膨張を利用したり世の中にはボトルカッターなんて物もございます。
ですが何故、GLASS-LABのボトルカットは同業者から人気があり信頼してお任せして頂けるのか?
初めてこのホームページにいらっしゃった方にも分かりやすく大切な瓶を安心してご依頼を頂ける様に本日は作業工程を画像を交えてご紹介していきたいと思います。

1、割り出しをする

瓶のカットする場所に金色のペンを使い印をつけます。

2、ダイヤの刃を使い切断する。

一点に力が集中してしまうとボトルが割れてしまう為、くるくると回転させながら切断していきます。

ボトル上部と下部に切断できましたが、切断面はまだ鋭利な切り口になっておりギザギザしています。

3、ダイヤの刃と砂を使い切断面の平面を均一に整えます。

平切子の技術を使いダイヤの刃で外側の角を削り、切断した切り口にあるカケや尖りをけずります。

この作業後は手触りはザラザラし曇っています。大きな凸凹は取れました。

4、切断面の内側の角を面取りする。

角が立っていると横になぞると指を切ってしまう危険性がある為

5、切断面の外側の角を面取りする

角が立っていると横になぞると指を切ってしまう危険性がある為

6、平切子の技術を使い石の刃で切断面を水平でなだらかにする

③より細かい石の刃を使う事により細かく磨り傷を取り除く。この作業後はサラサラの手触り曇りガラス位の半透明になります。

7、木製の回転機械によって切断面を磨く

研磨剤を使いピカピカのツルツルにします。

完成

切断工程で付着した研磨剤を洗って落とし、金色のペンの線の残りを消したら完成になります。

GLASS-LABのガラス切断

弊社ではこの様にガラスを切断すると一言で言っても、多くの作業工程を経て完成させています。
一つ一つの工程に大切な意味があり、お客様にお渡し後も安心安全にご使用頂ける様に仕上げます。
また均等で平行な面を作り触り心地が良く美しい角度と切り口を作り出すことができます。
熱加工の瓶の先端のツルツルした感覚とは多少異なり、サラサラという感じの質感がまた美しいです。
GLASS-LABの職人はお客様の大切な瓶やガラスを生まれ変わらす事ができます。

瓶の加工やガラスの切断でお悩みの方のは是非、GLASS-LABのガラスの切断加工をご検討下さい。

◆本日の余談
今回の瓶のカットのご依頼主は、弊社GLASS-LABの工場のすぐ近くにある深川蒸留所のオリジナルクラフトジンのボトルになります。(掲載許可を頂いております)
その名の通り深川(清澄白河)にある日本では珍しいジンの蒸留所です。ジン好きのオーナーや店長がこだわって作ったジンです。現在は販売のみになっていますが、工場には今後オープン予定のBARも併設されておりオシャレなバーカウンターからジンを作る蒸留機を見ながら手元のジンを味わうという尊い楽しみ方ができます。
去年ゴールデンウィークに特別営業でBARが一時オープンしていましたが、残念な事に私は禁酒中。その為、飲んだことはございませんが香りが良くてロックでちびちびやりたい気持ちを抑えるのが大変でした。弊社の椎名代表はめちゃめちゃ美味しい!ジンにはまりそう!と大絶賛でした。
是非、深川生まれの美味しいジンもお試しください。
深川蒸留所ホームページはこちら